フェローシップ期間中は、どんなローテーション中でも週1回半日(=1コマ)の外来がある。最近、この外来が忙しい。
外来では新しい患者に1時間、フォローアップ患者に30分が割り当てられているが、2年目の終わりに近づいて、フォローアップ患者の数が増えてきて、オーバーブックせざるを得ない状況になっている。
外来のパターンは、患者の電子カルテでその日に検討すべきトピックを確認して、患者に会い、身体所見をとる。必要によって、処方箋を書いたり、心エコー、心臓負荷試験等の検査をオーダーする。
心カテが必要な場合は、スケジュール担当のナースに電話して時間の確認をし、カテ前検査をオーダーし、その週の心カテ担当の指導医に連絡を取って症例について話し合う。
一通り終わったら、控え室に戻ってその日のカルテを電話でディクテートする。これは2日くらいで電子カルテにドラフトとして出てくるので、あとでまた編集して電子的に署名する。
こんなことをやっていると、30分なんてあっという間に過ぎてしまう。東京で一般内科外来バイトをしていたとき、3時間で50人くらい診ていたのが今では嘘みたいだ。
ところで、外来では珍しい症例に当たり前のように遭遇する。例えば、分娩期心筋症(peripartum cardiomyopathy)の若い女性は3人くらいレギュラーで診ている。
分娩期心筋症はアメリカでは3000-4000人に1人という珍しい症例だ。分娩から数ヶ月経つと大体心機能は正常化するが、まれに正常化しない症例もある。レギュラーで診ているのは、この正常化しない症例だ。ちなみにこの場合、次に妊娠すると母親が死亡するリスクが非常に高いので、妊娠は禁忌となる。
adapt and overcome
3 年前
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